あの日から6年。

  11, 2017 02:19
私の中で、あの日の記憶が遠くなってきています。
真の復興を、と言いつつ、
では、真の復興とは何か、と問われたら、
簡単に答えられない自分がいます。

手が止まってしまいます。

ただ、あの日から変わらないのは、
「原発」に対する思い。

随分前の記事になりますが、書きとめます。

  「抑えきれなくなった核の力は、私たちの思考方法以外のすべてを変えた。
  そうして、私たちは未曾有の惨禍へと漂っていく」。
  知の巨人アインシュタイン博士の言葉だ。
  博士は、ナチスが原子爆弾を手にすることを恐れ、
  米国が核開発で先手を取ることを促した。
  ヒロシマ・ナガサキの惨禍に衝撃を受けた博士が、
  一九四六年に社会に向けて警鐘を鳴らしたのが、冒頭の言葉である。
  博士が懸念したのは、核を使った最終戦争だった。
  それは幸い、今のところ起きてはいないが、
  人類は違った形で核の巨大な力が暴走する恐ろしさを知ることになった。
  チェルノブイリと福島での炉心溶融事故だ。
  核の惨禍を繰り返し目にしてもなお、
  思考方法を変えようとしない人が、少なからずいるようだ。
  安倍晋三首相とフランスのオランド大統領は、その代表だろう。
  両首脳はきのう、首脳会談で
  「原子力発電が重要であること」を確認し合い、
  手を携えて各国に原発を輸出していくことを約束した。
  福島で炉心溶融がどのように、起きたのか。
  津波ではなく地震の揺れで既に損傷していたのではないか。
  安全対策にとり決定的に重要なことも検証せぬまま、
  原発を動かし、各国に売り広げようとする。
  アインシュタイン博士はこんな至言も残した。
  「狂気・・・それは、同じ事を何度も繰り返しながら、違った結果を期待することだ」
  ~ 2013.6.8. 中日新聞より ~


※ 朝日新聞デジタル (2016)9月1日(木)3時41分配信より
制御棒処分、70m以深 国の管理10万年 規制委方針

原子力規制委員会は31日、原発の廃炉で出る放射性廃棄物のうち、
原子炉の制御棒など放射能レベルが比較的高い廃棄物(L1)の処分の基本方針を決定した。
地震や火山の影響を受けにくい場所で70メートルより深い地中に埋め、
電力会社に300~400年間管理させる。
その後は国が引きつぎ、10万年間、掘削を制限する。
これで、放射能レベルの高いものから低いものまで放射性廃棄物の処分方針が出そろった。

原発の廃炉で出る放射性廃棄物は、
使用済み核燃料から出る放射能レベルが極めて高い高レベル放射性廃棄物と、
L1、原子炉圧力容器の一部などレベルが比較的低い廃棄物(L2)、
周辺の配管などレベルが極めて低い廃棄物(L3)に大きく分けられる。

埋める深さは放射能レベルによって変わる。
高レベル放射性廃棄物は地下300メートルより深くに10万年、
L2は地下十数メートル、L3は地下数メートルとの処分方針がすでに決まっていたが、
L1は議論が続いていた。
大手電力会社でつくる電気事業連合会は、国内の原発57基が廃炉になれば、
L1だけで約8千トンの廃棄物が出ると試算している。

規制委はL1について、
コンクリートなどで覆って70メートルより深い岩盤内に
少なくとも10万年間は埋める必要があると結論づけた。
電力会社が管理する期間については「数万年とするのは現実的でない」として、
300~400年間とした。
その後は、国が立ち入りや掘削がされないように対策を取るとした。

・・・・・

しばし絶句。
こんな内容が、普通に語られている。
300年から400年?
あの、未曽有の事故から、日本は何も学んでいないのでしょうか。

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  … 拍手にお礼申し上げます m(_ _)m …

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