『千住家の教育白書』

  27, 2009 13:09
千住家の教育白書 (新潮文庫)千住家の教育白書 (新潮文庫)
(2005/09)
千住 文子
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今年春頃、本屋さんで、何気なく手に取った本。 
 (いつも、そんな風に出合う本があります)
「はじめに」を読んだときに、なにかしらこの人の文章に惹かれ、
その時に、
「もう少し、自分の心がゆっくり?した時に読んでみよう」と思い、
そして、やっと最近になって読み始めました。
就寝前の読書。
読んでいる間、ずっとこみ上げてくるものがあって…
久しぶりに、心に余韻が残る本に出合いました。

こんなご家族がいらっしゃる、
これが普通の、本来の愛情でつながっている家族、というのでしょうか。
お子様方がそれぞれの道を選んで進んでいこうとする時、
お父様、鎮雄(しずお)氏の、揺るがない信念、
安易な道を選ばず、
何年かかってもいいから実力を養うこと。
全力を尽くす、ということ。
そして、お母様、文子さんの、お子様たちの将来に対する心の葛藤など、
心に迫ってくるものがあります。
「第五章 父母を看取る」は、
圧倒される、なにか荘厳な光景を見ているような…
"人間の死は、元素に戻って宇宙に吸収されていく"…本より引用。
言葉足らずの私ですが、伝わってくれたら、と思います。

博氏の日本画も、明氏の音楽も、この本に出合うまで知らずに、
ただ、真理子さんのヴァイオリンの音色は、
ある曲(序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28 サン=サーンス作曲)を探していた時に、
聴いたことがあり、
真理子さんの、何かのインタビュー?をTVで観たこともあるので、
心のどこかで気になる方でした。
「真理は不変である」と、父が言った。
「僕は、真理を追究しているんだ」と、こんどは夫が言った。
こうして<真理子(マリコ)>という名は付けられた。
…本より引用。
ネットで、絵画を、そして曲も、音色も聴いてみました。
博氏の絵画を観た時、
最初、東山魁夷(ひがしやま かいい)氏の絵画から受ける印象に似ている、と。
でも、滝の絵を観ていると、
何かそこに、普遍的なもの、
大いなるものの存在を感じられるような…
「風林火山」は、本は読んだことがあるのですが、
TV(NHK大河ドラマ)を観ていなかったので^^;
いつか、アルバムを聴いてみたいです。

ちょっと本の話から逸れてしまいましたが^^;
この本に出合えたことに感謝^^

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