『 遺伝子はダメなあなたを愛してる 』 … Book

  18, 2013 00:08
遺伝子はダメなあなたを愛してる遺伝子はダメなあなたを愛してる
(2012/03/30)
福岡伸一
朝日新聞出版
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 ↑ 表題を見て、読んでみたいナ、と思い、購入した本です。
  (「ダメな」という部分が無かったらよいナ…私の勝手な希望です)

 遺伝子のことだけではなく、
 雑学のような感じの構成?になっています。
 なので、いろいろ話題が飛びますが、興味深いお話が多々あります。

 少し、抜粋してみますネ。

 「エネルギー問題も地球温暖化も一気に解決する方法はありませんか?」
 という問いに対して書かれてある内容の中に、

  植物の光合成のすごいのは、二酸化炭素から酸素を引き離してから、
  炭素をいくつもつなげることができることです。
  ノーベル賞研究も二酸化炭素を原料にクロスカップリングはできません。
  効率よく、はるかに巧みに、炭素をつないでくれる。
  それが植物の光合成です。
  これは生命体がなしうる最高の科学反応といえるでしょう。
  道端の雑草の葉っぱの内部でも、こんなすごいことが行われているのです。
  そして石油も石炭も食糧もすべて光合成の産物として存在しているわけです。

 このような内容を、詳しく掘り下げて、伝えて (教えて) くれたら、
 きっと、植物に対する見方が変わって、
 森林伐採も食い止められるのでは、と、とても単純に思ってしまいます。


 内容が重複してしまうかもしれませんが ^^;
 「ダイエットの味方のキノコ。これは「野菜」でしょうか。」 の中から。

  植物のもっとも重要な特性は、光合成能力です。
  太陽エネルギーを使って二酸化炭素を栄養や細胞の成分に変換する光合成は、
  非常に複雑かつすばらしい生命現象です。
  炭素に酸素が二つくっついた二酸化炭素は、燃えカスですから、
  そのままではどうすることもできません。
  大気中に蓄積されれば地球温暖化の原因になるという厄介ものでもあります。
  しかし、植物はこの二酸化炭素から酸素を引きはがし、
  そうしてできた炭素を連結して、
  もういちど糖やデンプンや繊維に変える能力を獲得しているのです。
  それがヒトを含めて、他の生物の食料となり、
  もし長い時間が経過すれば石油、石炭、天然ガスなどになって
  地球環境を支えてくれています。
  もちろん光合成反応には多大なエネルギーが必要で、
  植物は太陽光線をダイレクトに利用しています。
  彼らは究極のソーラーシステムを持っているのです。


 3.11. の、福島の原発事故に関連して。

  マツバイという水草があります。
  最近の実証実験によれば、
  水田を汚染した放射性セシウムを効率よく吸収することが示されました
   (2011年11月23日付朝日新聞)。
  セシウムも重金属の一種です。
  マツバイは、金山草と同様の防御機構を持っていると考えられています。
  イノコズチやイヌビユといった雑草も有望視されています。
  ただし、重金属は消えてなくなったわけではなく、
  植物の細胞内に隔離・蓄積されているわけです。
  根本的な除染のためにはその植物自体の最終処分法が課題となります。
  それがバイオレメディエーションの問題点でもあります。
   ~ バイオレメディエーション…生物作用による環境浄化 ~

 向日葵も、一時期注目されていました。
 

 そして、こちら ↓ もちょっとした雑学で、よく知られていることですが、
 「土用の丑の日にコンビニで買った鰻重が意外に美味。
 定番メニューになりませんか。」 の中から抜粋。
 
  実は、ウナギの旬は、土用の丑の日ではありません。
  むしろ、冬場に備えて栄養を蓄える秋から初冬にかけて脂がのってきます。

 土用の丑に関して、「平賀源内(ひらが げんない)説」 が有名のようですが、
 人々の、ちょっとした思惑などで、歴史も、行事も作られていくことに、
 人間の心の不思議さを、また感じてしまいます (^^)
  

  … 拍手を、どうもありがとうございます (*- -)(*_ _)ペコリ
    とても嬉しく思います (^^)
    「遺伝子」 と聞くだけで、しり込みしそうですが ^^;
    この本は、自然界の事象など、
    私のようなものにも分かりやすく解説してくれています (^^) …

    
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